ハイジにも出てくるラクレットチーズってどんなチーズ?どうやって食べるの?

チーズを知る

ラクレットチーズという言葉を聞いたことがあるでしょうか?もしかすると、あまり聞き馴染みがないという方も多いかもしれません。しかし、みなさんが一般に想像する、トローリ伸びる美味しそうなチーズの特徴を色濃く持った馴染みやすいチーズとなっています。

今回は、「どんな食材も一段レベルアップさせてしまう」ラクレットチーズについて説明します。

目次
1. ラクレットチーズの特徴
2. ラクレットチーズの持つ歴史と文化
3. ラクレットチーズを用いた主な料理
4. まとめ

 

1. ラクレットチーズの特徴

ラクレットチーズはもちろんそのまま食べることもできるのですが、加熱して食べることで、より美味しく食べることができます。スイスの伝統料理である「ラクレット」に用いられるチーズですが、決してその料理専用のチーズというわけではなく、高い汎用性を持っています。

溶かしたチーズは癖が少なく、どんなものにディップしても美味しく食べることができます。大きな円柱型のものが多く、専用のオーブンが必要であったりと、個人では食べづらいものでしたが、近年では小分けのものでフライパンなどでも食べることができるものが出てきており、身近なチーズになりつつあります。

 

2. ラクレットチーズの持つ歴史と文化

ラクレットチーズは、もともとスイスのヴァレー州の牧童が焚き火のそばに石をおいて、その石の上でチーズを溶かして食べていたものに起源があります。

スイスの伝統料理である「ラクレット」とは単純にチーズを専用のオーブンで表面を溶かして、それをじゃがいもにつけて食べるという料理であり、これに使うチーズということで「ラクレットチーズ」が生まれたとされています。

 

フランス語で削るという意味の「ラクレ」が由来とされており、加熱することで美味しさを増すチーズとなっています。

 

3. ラクレットチーズが用いられた料理

I. ラクレット

ラクレットのためのチーズがラクレットチーズなので当然ですが、おそらくこの料理を知らない人が多いと思うため念の為ご紹介。と言っても、火を通したじゃがいもに溶かしたラクレットチーズをかけるだけ。他の野菜やベーコンなどもあると、更に美味しくいただけるかもしれません!

ご紹介しているチーズ料理の中でもおそらく簡単な部類に入ると思うので、ぜひお試しください!

画像 ラクレットチーズをたっぷりじゃがいもにかけて食べる

ラクレットチーズをたっぷりじゃがいもにかけて食べる

 

 II. チーズフォンデュ

とろりと溶けるラクレットチーズの特徴は、チーズフォンデュにもぴったりです。溶けたラクレットチーズはマイルドな味わいで、どんなものにも合わせることができるので、自分のお好みの食材や、冷蔵庫に残っている野菜を美味しく食べるのにも最適です!

画像 チーズフォンデュ

チーズフォンデュ

 

III. ハンバーグなどのお肉にかけて食べる

ハンバーグにかけるとお店で売っているようなチーズハンバーグに早変わり!ガッツリとお肉を食べたい日に、プラスαの美味しさを与えてくれます!

 

4. まとめ

とにかくどんなものにも合わせられる、万能なプラスワン調味料です!食べきりサイズのものも売っていますので、ぜひそのようなものから試してみてください。

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