チーズって体にいいの?チーズの健康効果

チーズを知る

チーズを食べる人のほとんどが、チーズを純粋に美味しい食材として捉える中で、チーズは健康にいいという話を聞いたことがある方も少なくないと思います。しかし、実際にチーズを食べる事による効果がどのようなものかまでご存じの方は少ないかもしれません。

 

そこで今回は、チーズを食べることで皆さんの健康に与える良い影響についてお話していきます。

目次
・丈夫な骨を作る
・血糖値の上昇を抑える
・筋肉を育てる
・豊富なビタミン
・高血圧の予防
・アルツハイマー認知症の予防【白カビチーズ】
・まとめ

 

・丈夫な骨を作る

チーズと聞いてまず思い浮かぶ人も数多くいらっしゃるかもしれませんが、チーズには多量のカルシウムが含まれています。カルシウムは骨や歯を強くする働きを持っているため、骨粗鬆症のリスクを軽減します。カルシウムの代名詞として並んであげられる、小魚や海藻類の約2倍の吸収率があり、少量でも効率よく、カルシウムを摂取することができます。

・血糖値の上昇を抑える

チーズは糖質が少ない食べ物です。乳製品には乳糖と言われる糖質が多い傾向にあるのですが、チーズの製造過程において、チーズ固形物と乳清(ホエー)に分離する際にチーズの方の乳糖は自然と除去されます。チーズは血糖値の上昇を抑える低GI食品の代表格であるため、小腹がすいたときなどに食べるおやつとしても最適です。

・筋肉を育てる

チーズには質の良いタンパク質が豊富に含まれています。体内では合成することができないとされている、「必須アミノ酸」がバランス良く含まれているためです。中でもBCAAと呼ばれるアミノ酸は運動時に筋肉の分解を抑える効果があるとされており、運動後に摂取することで、筋肉の疲労を軽減する効果があるようです。

・豊富なビタミン

チーズには様々な種類のビタミンが含まれています。まず、ビタミンAを含んでおり、これは体の抵抗力を高め、皮膚や粘膜を健康に保つ働きがあります。更に、抗酸化作用を持つビタミンEを持っており、体内の悪玉コレステロールを減少させたり、動脈硬化や血栓の予防になったりなどの効果を得ることができます。更に、ビタミンB2も含んでおりこれは、皮膚や粘膜、髪、爪などの細胞の再生に役立ちます。

 

・高血圧の予防

高血圧の原因は悪玉コレステロールの増加にあると言われています。チーズには抗酸化作用があり、悪玉コレステロールの増加を抑える役割があります。したがって、チーズを適度に食べることで、高血圧を予防する事ができます。しかし、チーズは基本的に塩気のある食べ物ですので、食べ過ぎてしまっては予防になりません。 高血圧の予防のためにチーズを取られる方は、適度に摂取するように心がけましょう。

・アルツハイマー認知症の予防【白カビチーズ】

数々の病気に治療法が見つかる現在出会っても、アルツハイマー認知症には現在十分な治療法が見つかっておりません。そんな中で、白カビチーズの代表格「カマンベールチーズ」にはアルツハイマー認知症の予防に役立つ「βラクトペプチド」という成分が見つかりました。一度なってしまうと治療が難しい、アルツハイマー認知症という病気の予防に役立つということで、もし食べるチーズに迷ったらカマンベールチーズを選択するのも良いかもしれません。

 

・まとめ

チーズには様々な健康効果があり、体に良い影響を与えるものが多々あります。もちろん、どんなものであっても食べすぎてしまうと体に悪影響を及ぼしますが、適度に食べることで様々な良い効果を得ることができます。みなさんもチーズをたべて、健康的な生活を送ってみてはいかがでしょうか?

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