札幌の街並みを一望!景色とともにお店伝統のチーズフォンデュ味わう。-チーズフォンデュ&和牛ステーキバーグ「ふしみグリエ」鈴木 和馬さん-

チーズを知る

札幌の中心街を少し離れ、市電ロープウェイ入口停留所から坂道を登って15分。市内の街並みを一望できる場所にチーズフォンデュ&和牛ステーキバーグ「ふしみグリエ」はあります。北海道産の食材にこだわったお料理、そしてオープン当初からある人気のチーズフォンデュを楽しめるお店です。今回は店長の鈴木和馬さんにお話を聞いてきました!

おしゃれな外観の建物です。

Q .札幌の伏見というエリア、この場所に出店したきっかけはありますか?

オープン当時はまだ開発が進んでおらず、何もありませんでした。住宅街で飲食店がなくて。そこに現会長が地元に根付いた良いレストランを作りたいと目指してオープンしました。

Q.チーズフォンデュには「伝統の」とありますが、オープン当初からのメニューなのですか?

そうですね、25年前のオープン当初からご提供しています。
最初の頃は「地中海料理」にこだわっていて。札幌にもイタリアンやフレンチのお店はあったのですが、スペインなどヨーロッパ全体の料理を提供しているお店はありませんでした。そのような中、道産食材を使っていこうという考えがあり、扱いやすかったのが「チーズ」でした。チーズフォンデュ含めて、今でもほぼ100%近くを北海道産の食材を使っています。
チーズフォンデュには、十勝にある共働学舎という工房のラクレットチーズを使っていて。多くの受賞実績のあるチーズなので、やはり美味しいですね。

落ち着いた雰囲気の店内。夜は照明が落とされ夜景が素敵です。

Q.ふしみグリエさんのチーズフォンデュにはどんなこだわりがありますか?

濃厚さが当店のチーズフォンデュの売りです。
他店のチーズフォンデュも食べていますが、1番の違いはチーズの「濃厚さ」です。チーズをアルコールで伸ばしているお店もありますが、当店のチーズフォンデュは「ちゃんとチーズ食べてるな」という感覚があります。

Q.他にふしみグリエさんならではのことはありますか?

当店では四季で食材を変えています。特にチーズはいろいろな組み合わせを楽しむことができます。また、四季の食材とは別にチーズフォンデュの食材として「羊羹」をお出ししています。

Q.お菓子の「羊羹」ですか?

はい、これはみなさま驚かれますね。小豆と乳製品なので相性が実はいいんです。ただ夜になるとお店が暗くなるので大体のお客様には「これなんですか?」と聞かれます。
お客様同士でも話の種になったり、会話を楽しむきっかけになったりします。また他のお客様をご紹介いただくきっかけになったりもしていますね。

札幌の街並みを一望できます。花火大会の日は特に人気だとか。

Q.ふしみグリエさんを一言で表すとどんなお店でしょうか?

やっぱり非日常を味わっていただくお店ですね。そういった空間づくりは心がけています。
お客様にはお料理と私たちの接客、あとはもう景色を楽しんでいただければと思っています。
また一見、通りがかりではレストランと気づかれないような建物の上、敷居が高いように思われがちです。しかし、特別ドレスコードなどはなく、本当に気軽に来ていただきたいなと思います。

*伝統のチーズフォンデュを試食させていただきました!

お店伝統のチーズフォンデュ

具材の種類も豊富でわくわくします。そして左端にある四角い食材が羊羹です。

チーズがよく伸びて美味しそうです!

一言で言うと「濃い」です!チーズが大変濃厚で、チーズ好きにはたまらない味わい。食材もそれぞれの味がしっかりしていてチーズに負けていません。
羊羹もとても美味しくいただけました!やはり甘いとしょっぱいの組み合わせはクセになりますね。

景色もお料理も存分に楽しめるお店です。羊羹とチーズフォンデュの組み合わせには驚かされました!非日常の空間を味わいたい時にはもってこいのお店です。ぜひ一度、訪れてみてください。

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