カボチャ、サツマイモとクリームチーズのブルスケッタ

チーズを楽しむ

今回はクリームチーズと相性のいいカボチャ、サツマイモを使ったブルスケッタのレシピをご紹介します。
これを覚えればお店で出てくるようなオードブルをさっと簡単に作れます。
白ワインやスパークリングワインなどと相性のいい前菜です。
更にアレンジレシピとして、焼きブルスケッタのレシピやデザートブルスケッタのレシピもご紹介します。
また、フランスパンをリッツなどに変えて召し上がるのもおすすめです。

※ブルスケッタ・・・イタリア料理の前菜、軽食のひとつで、スライスしたパンを焼いてチーズや、魚介類、肉類や野菜など様々な具材をのせて食べる料理。

目次

1.「カボチャ、サツマイモとクリームチーズのブルスケッタのレシピ」
1-1.美味しく作るポイントやコツ、ひと手間や時短
2.クリームチーズの豆知識
3.クリームチーズは健康にいい
4.アレンジレシピ1 「カボチャ、さつまいもとクリームチーズの焼きブルスケッタ」
5.アレンジレシピ2 「バナナ、パインとクリームチーズのデザートブルスケッタ」
6.最後に

 

「かぼちゃ、さつまいもとクリームチーズのブルスケッタのレシピ」

レシピ

・材料(2人前)
カボチャ…30g
サツマイモ…30g
クリームチーズ…60g
フランスパン…1㎝厚さ4枚
塩コショウ…適量
グラニュー糖…適量(カボチャ、サツマイモの甘さが足りない場合)
パセリ…適量

・作り方
【1】カボチャ、さつまいもは皮つきで2㎝角ほどにカットします。クリームチーズは常温に出しておきます。フランスパンは1㎝厚さにカットしておきます。パセリ適量を刻んでおきます。

【2】鍋に水を張り、塩一つまみを加え、カボチャ、サツマイモを加えボイルしていきます。竹串などをさしてスッと通るくらいの柔らかさになったらザルなどにあげて冷ましておきます。


【3】トースターでカットしたバケットを焼いておきます。オーブンで焼く場合は170~180℃のオーブンで8~10分焼きます。


【4】ボイルしたカボチャ、サツマイモをそれぞれマッシャーなどで潰し、クリームチーズ塩コショウを足し混ぜ合わせていきます。
グラニュー糖はカボチャ、サツマイモの味を見て甘さが足りない場合に少量加えます。
(混ぜ合わせる際、フードプロセッサーを使うとキレイに早く混ぜることができます。サツマイモやカボチャの食感を残して作りたい場合はマッシャーなどを使いましょう。)


【5】【3】で焼きあがったバケットに、【4】で作ったディップをのせていきます。パセリをかければ完成です。

美味しく作るポイントやコツ、ひと手間や時短

美味しく作るポイントやコツ

1.カボチャ、サツマイモを茹ですぎて崩さないように、こまめに竹串をさしてチェックしましょう。茹ですぎるとべちゃべちゃな食感になりおいしくなくなります。

2.クリームチーズを事前に常温に出しておくことで混ぜ合わせやすくなります。

3.カボチャ、サツマイモの食感をしっかり残したい場合は、クリームチーズを柔らかい状態にしておきビーターなどでしっかり混ぜておくとカボチャとさつまいもを崩しすぎず混ぜ合わせることができます。

4.カボチャ、サツマイモは旬の時期のものを使用すると、より一層おいしく召し上がれます。(カボチャ=夏または秋から冬 特に美味しいのは秋から冬)(サツマイモ=秋から冬)

 

ひと手間や時短

1.ココットなどにディップを盛り付けて、その上に焼いたバケットを差し込んでもオシャレなバル風の盛り付けになります。

※ココット・・・小さな耐熱性の陶器製焼き型。

2.フランスパンのカットを変えてみても、また別の料理のような見栄えになります。おすすめはバケットを横に1/2カットして、更に縦に1/2カットしそのまま縦に1㎝ほどの厚さにカットします。

3.クリームチーズがない場合は、水切りヨーグルトなどで代用ができます。

4,カボチャ、サツマイモをラップで包んでレンジで加熱すると時短になりますがやはりボイルで調理したほうがおいしく仕上がります。更においしく仕上げたい場合は、
少し時間はかかりますがアルミホイルなどで包んでオーブン、またはトースターなどでじっくり焼くと、カボチャ、サツマイモの甘みをより引き出すことができます。

5.170℃で10分ほど焼いたバケットは、少し多めに焼いておいて冷ましてタッパーなどに入れ、乾燥材(100円均一などで置いてあります)を入れておくと1週間ほどはおいしく召し上げれます。)

 

クリームチーズの豆知識

ケーキや前菜、ディップやパンなど様々なシーンで世界中で愛されているクリームチーズ。

甘みと、軽い酸味とまろやかな風味があり、しっとりとキメが細かくてクリーミーな味わいが特徴です。

加熱殺菌された生乳と生クリームを乳酸菌で発酵させてつくられるので、なめらかなのが特徴です。

そんなクリームチーズの起源は、1872年にニューヨークの小さなチーズメーカーが製造したのがきっかけといわれています。

クリームチーズは健康にいい

クリームチーズには、ビタミンや亜鉛、ナトリウムなどが豊富で血行促進、美肌効果などのアンチエイジングの効果が期待できます。

また、たんぱく質、カルシウムも多く含んでいるので丈夫な骨や体作りには欠かせません。

脂質を多く含んでおり、日ごろから体を動かす人はもちろん普通の日常生活を送る人にも重要なエネルギー源です。

更に、多くの乳酸菌に加え腸内環境も整える作用があります。

今回のレシピのカボチャ、サツマイモ、パイナップル、バナナには食物繊維が豊富なので更に腸内環境の改善が期待できます。

アレンジレシピ(1)「かぼちゃ、さつまいもとクリームチーズの焼きブルスケッタ」

材料や作り方はほぼ上記の「カボチャ、サツマイモとクリームチーズのブルスケッタ」のままで【3】を飛ばして作ります。(バケットを焼かない。)

焼いていないバケットに【4】のディップを塗りトースターなどで焼いていきます。

オーブンで焼く場合は、あらかじめ200℃で余熱しておき10分ほど焼きます。

パセリをかければ出来上がりです。

焼くことにより、クリームチーズのディップがトロトロでふわっとした食感になり、一味違う味わいになります。

焼いておいたバケットにディップをのせて、バーナーなどで炙ってもほぼ同じように作れます。

 

アレンジレシピ(2)「バナナ、パインとクリームチーズのデザートブルスケッタ」

バナナやパイナップルとクリームチーズを組み合わせた、新感覚のデザートブルスケッタのレシピをご紹介します。

クリームチーズは、酸味とコクのバランスが良いので、ブルスケッタの他にもチーズケーキやレアチーズケーキなどにも使用されますのでデザートとの相性もピッタリです。

マンゴーやオレンジ、桃など色々な果物に変更して作っても楽しいですね。

ご一緒にコーヒーや紅茶と召し上がるのもおすすめです。

また、アレンジレシピ1のように焼いて、バニラアイスなどを添えた召し上がり方もおすすめです。

作ったディップを凍らせてアイス感覚で召し上がるのも、暑い夏にピッタリです。

・材料(2人前)
バナナ…30g
パイン(缶詰)…30g
バナナ…少量(飾り用)
パイン(缶詰)…少量(飾り用)
クリームチーズ…60g
フランスパン…1㎝厚さ4枚
グラニュー糖…小さじ1(バナナディップ用)
グラニュー糖…小さじ1(パインディップ用)

【1】バナナ,パイナップルは1㎝角ほどにカットします。飾り用にバナナはスライス、パインは同じようにカットしておきます。クリームチーズは常温に出しておきます。フランスパンは1㎝厚さにカットしておきます。

【2】トースターでカットしたバケットを焼いておきます。オーブンで焼く場合は170~180℃のオーブンで8~10分焼きます。

【3】バナナ,パイナップルをそれぞれマッシャーなどで潰し、クリームチーズグラニュー糖を足し混ぜ合わせていきます。一度冷蔵庫で冷やします。
(混ぜ合わせる際、フードプロセッサーを使うとキレイに早く混ぜることができます。バナナ,パイナップルの食感を残して作りたい場合はマッシャーなどを使いましょう。)
【4】【2】で焼きあがったバケットに、【3】で作ったディップをのせて飾り用のバナナとパインをのせて完成です。

 

最後に

クリームチーズのブルスケッタは多くの食材と相性がいいのでこの他にも、いろいろなレシピがあります。

魚介類ならサーモンやアンチョビ、サバなどと合わせてもおいしいですし、肉類なら意外に豚肉や鶏肉などと合わせても相性がいいです。

野菜なら、じゃがいもやドライトマト、コーンなどでもおいしくできます。

ブルスケッタの魅力は好きなものを自由にのせて手軽に食べられることです。

この他にもアレンジは無限大にありますので、皆さんも自分の好きな食材を使ってオリジナルの自分だけのレシピを発見してみてください。

 

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