数多くあるケーキの中でも、定番中の定番であるチーズケーキ。もちろんショートケーキやチョコレートケーキも良いですが、たまにチーズケーキが無性に食べたくなることってありますよね。
皆さんに愛されるチーズケーキの誕生と作られ方について詳しく深堀りしていきます。
ぜひ最後までご覧ください!
目次
1.チーズケーキの歴史
2.チーズケーキの種類
3.まとめ
1.チーズケーキの歴史
チーズケーキの起源は、紀元前776年の第一回オリンピックで選手たちに振る舞われた「トリヨン」という食べ物だと言われています。トリヨンはチーズに乳や卵、小麦粉を混ぜて茹でたものと言われています。今の形とはだいぶ違いますが、これだけ前から片鱗があったということです。
現在のチーズケーキの原型は2つの説があります。1つ目が、イギリスの「サンボケード」が始まりという説。2つ目が、ポーランドの「セルニック」が始まりという説。前者は1390年頃のイギリスの料理本に掲載されていたお菓子で主にイギリスの料理人が提唱しているようです。後者のセルニックは中世の前期から存在し、ポーランド語から英語に翻訳するとそのままチーズケーキという意味になるそうです。
こちらのセルニックがユダヤ人の手でアメリカに輸入されるのが1800年代のこと。18年代後半にクリームチーズができてから、ニューヨークの飲食店を中心にチーズケーキが広まり、そこからニューヨークチーズケーキが誕生したと言われています。
ちなみに日本でチーズケーキが広まったのは、戦後1960年代のこと。チーズケーキが一般家庭でも食べられるようになり、様々な発展を遂げました。スフレチーズケーキは日本発祥のチーズケーキと言われています。
2.チーズケーキの種類
I, ベイクドチーズケーキ
最もベーシックなチーズケーキの一つです。塩分が少なく柔らかいチーズと砂糖や卵黄を混ぜたものを型に流し込み、オーブンで焼き上げたチーズケーキになります。比較的様々なケーキ屋さんで購入することができます。
II, レアチーズケーキ
クリームチーズなどに生クリームを混ぜて、ゼラチンなどを加えて冷やして作ります。こちらもメジャーなチーズケーキで、下にクッキー等を敷く事が多いです。こちらもベイクドチーズケーキ同様に様々なケーキ屋さんで購入することができます。
III, スフレチーズケーキ
日本発祥のケーキで、「Japanese Cotton Cheese Cake」と呼ばれます。蒸し焼きにして作るという特徴があり、ふわふわで食べると口の中で溶けるような食感に定評があります。
IV, バスクチーズケーキ
ベイクドチーズケーキとよく似ているバスクチーズケーキですが、明確な違いがその焦げ目。バスクチーズケーキのほうがこんがりとしており、ひと目で分かります。またバスクチーズケーキのほうがクリームチーズの量が多いという特徴があり、より濃厚なチーズの風味を感じることができます。
V, ニューヨークチーズケーキ
ベイクドチーズケーキによく似ていますが、湯煎焼きにするのが特徴です。NYチーズケーキのほうがよりクリーミーで柔らかいという特徴があります。
3.まとめ
一口にチーズケーキと言っても、長い歴史の中で作られたさまざまな味があります。どのチーズも違う味ながら、美味しいケーキですので、ぜひまだ食べたことのないケーキがありましたら食べてみてください!